獣医師・動物病院の選び方

猫 キャリーケース

健康診断、ワクチン、病気、ケガなど何かとお世話になるのが動物病院です。
ペットと一緒に生活していると、長いおつきあいになりますから、良い動物病院を見つけておきたいですよね。どういう方法で見つければいいでしょうか。

チワワ

最初は情報収集から。緊急事態ではなければ、まずインターネットで検索してみるのがいいでしょう。しかしホームページだけでは、その病院が良いのか全てが分かるわけではありません。そこで次に考えられるのが「口コミ」です。しかし、気を付けなくてはならないのは、ある人にとっては良い獣医師であっても、必ずしもそれが別の人にとっても当てはまるかといえばそうでもありません。相性もありますし、人の話は参考にはなりますが、100%正しいとは言えません。
残念な事に、事前に情報を集められない時は、最初はひとまず一番近い動物病院に行ってみるといいでしょう。そこでしっかりした対応をしてもらえれば、かかりつけの病院として次回も安心して連れて行く事ができますし、そうではなかった時でも応急処置さえしてもらえば、次の病院を探す余裕が生まれます。
では、どういうポイントを重視して動物病院を決めればいいか次のことをチェックしましょう。

獣医師の、ペット、飼い主に対する態度はどうか

飼い主さんの話を良く聞いてくれて、ペットを正しく扱ってくれること。断定的なものの言い方をする獣医師は、あまり信頼しないほうがよいかもしれません。

診療の内容を、わかりやすくきちんと説明してくれるか。納得できる診療内容であるか

知識が豊富で、いろいろな治療の方法と可能性を知っていれば、それぞれの方法の長所、短所をよく説明することができます。

診療料金が明確で、納得できる料金であるか

診療明細・計算書がきちんとしているか。薬の詳細、何という薬物を注射したのか、明細書に記載されているかは大事です。 自分のペットがどんな診療をされたのか、飼い主なら知っておかなければいけません。
料金を一方的に押しつける病院は、よい病院とはいえません。通常 、治療法は1つではなく、ほとんどの場合、複数の治療法があります。

より専門的な治療が必要になった時、他の動物病院を紹介してもらえるか

それぞれの獣医師には、得意分野と不得意分野があるのが普通です。1人であらゆる医療分野に対応できる獣医師は、めったにいません。その病院では治療が難しいとなった時、他の病院を紹介してくれるところが良い病院です。それを渋ったり、セカンド・オピニオンを求めたいという意志に対して不快感を示すような病院はお勧めできません。

ロシアンブルー

ペットは自分で病院を選べませんので、飼い主の皆様が信頼できる動物病院を見つけてあげてください。

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